Columnコラム

ITアセスメントとは?実施目的や種類、おすすめのサービス例を紹介

更新日:2024年10月28日

「ITアセスメントとはどのようなテスト?」
「企業がITアセスメントを実施する目的とは?」
と疑問をお持ちの方がいるかもしれません。

ITアセスメントとは、受験者のITスキルを測るためのテストです。企業はITアセスメントを実施することで、社員のスキルを可視化できます。

本記事では、ITアセスメントの実施目的をはじめ、ITアセスメントで問われる知識、ITアセスメントを実施するまでのプロセス、おすすめのサービスを紹介します。

目次

    ITアセスメントとは?

    ITアセスメントは大きく「システムを対象にしたITアセスメント」「人材を対象にしたITアセスメント」に分けられます。

    本記事で扱う後者の「人材を対象にしたITアセスメント」は、主に企業が社員のITスキルを可視化するために実施するテストのことです。

    ITアセスメントにはさまざまな種類があり、提供元によっては「デジタルアセスメント」や「DXアセスメント」などと呼ばれることもあります。

    DXアセスメントについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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    ITアセスメントを実施する目的

    それでは、ITアセスメントはどのような目的で実施されるのでしょうか?

    社員のスキルを可視化

    1つ目の実施目的は「社員のスキルを可視化する」ことです。

    社内のDX化を推進するためには、まず社内の状況を把握する必要があります。社員のスキルを把握していないと、効果的な研修や施策を考案できません。

    例えば、すでに一定以上のITスキルを有している社員に対して、基礎的な研修を行っても意味合いが薄れてしまうでしょう。

    そこでITアセスメントを実施すれば、全体のレベルや部署ごとの傾向分析などを行えます。

    育成対象者の選抜

    2つ目の実施目的は「育成対象者の選抜」です。

    DX化を効果的に進めるためには、プロジェクトを牽引するDX推進人材・高度IT人材の配置が欠かせません。

    DX推進人材・高度IT人材に向けて特別な育成を行うためにも、社員のポテンシャルを見極める必要があります。

    上記のケースでは、内定者・新入社員向けにITアセスメントが実施されることが多いです。

    DX推進人材については、以下の記事を参考にしてください。

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    学習の効果測定

    3つ目の実施目的は「学習の効果測定」です。

    具体的に説明すると、IT研修の実施前後にITアセスメントを実施することで、研修の効果を測る目的で実施されます。

    研修の効果を可視化できれば、次回の研修内容を見直したり、効果的な研修カリキュラムを作成したりできるようになります。

    ディジタルグロースアカデミアは、研修からeラーニング、アセスメントまで、企業のDX人材育成を総合的にサポートしています。

    公式サイトから資料を請求いただけますので、ぜひご確認ください。

    ITアセスメントで問われる知識

    それでは、ITアセスメントではどのような知識が問われるのでしょうか?

    ITアセスメントの提供元によって試験の内容は異なりますが、一般的には下記の知識が問われます。

    • ハードウェア
    • ソフトウェア
    • ネットワーク
    • セキュリティ
    • ITリテラシー

    IT関連の中でも基礎知識が問われることが多いです。

    ディジタルグロースアカデミアは、DX適性とデジタイズ適性の2軸で構成されるテスト「DX人材アセスメント」を提供しています。

    「DX適性」と「デジタイズ適性」ではそれぞれ6分野、「リテラシー」では3分野から問題が出題されます。

    ITアセスメントのプロセス

    ITアセスメントを実施するまでのプロセスを理解しておきましょう。

    ビジョンの策定

    まず、ITアセスメントを提供している業者に問い合わせましょう。

    その後、業者が実施目的や社内の状況、IT課題などをヒアリングし、ビジョンを明確化していきます。

    具体的には、経営・事業と紐付けながら、どのようなDXプロジェクトを推進していくか、DX化を通じてどのような姿を目指したいかなどを決めていきます。

    業者はヒアリング内容を参考にして、ITアセスメントの内容を調整します。

    アセスメント実施

    続いては、ITアセスメントの実施です。

    一般的には2週間程度で、ITアセスメントが実施されます。期限を設けて、オンラインで社員にテストを受験してもらう流れです。

    ITアセスメント受験の所要時間は提供元によって異なりますが、60分程度としている業者が見受けられます。

    通常業務とは別にITアセスメントを受験してもらうため、余裕を持って期限を設定することをおすすめします。

    課題の振り返り

    ITアセスメントは、実施して完了するわけではありません。

    ITアセスメントを実施した後は、業者が分析レポートを作成します。例えば、全体の分布や部門別の分布、総合点ランキング、項目群別ランキングなどの内容です。

    レポート内容を参考にしながら、どこに課題があるか、どのような人材育成計画を策定すべきかなどを考えていきます。

    業者によっては、ITアセスメント実施後の研修やコンサルタントまでを一貫して提供しているところもあります。

    ITアセスメントのおすすめサービス

    ここでは、ITアセスメントのおすすめサービスを紹介します。

    ディジタルグロースアカデミア:DX人材アセスメント

    ディジタルグロースアカデミアとは、DX人材育成の最適な学びを提供している企業です。

    同社が提供している「DX人材アセスメント」では、WEBテストと分析レポートでDX人材の適性を測定できます。

    具体的には、DX適性(新規ビジネスをデジタルで共創していく働き方)とデジタイズ適性(既存ビジネスをデジタルで支援していく働き方)の2軸で、人材をタイプ分けします。

    サーベイ終了後の個人レポートに加え、社員育成計画に役立つ全体レポートも作成しています。

    さらに、ディジタルグロースアカデミアはDX人材アセスメントのみならず、サーベイ後の研修や育成計画、コンサルティングまでを一貫して提供しています。

    年間100社以上のサポート実績を誇り、お客様からは高い評価をいただいています。興味のある方は、ぜひ公式サイトからお問い合わせください。

    AKKODiS:基礎的ITリテラシーアセスメント

    AKKODiSコンサルティング株式会社は、コンサルティングサービスや、インフラ設計・アプリ開発・運用保守、研修サービス・人材育成などを提供する企業です。

    同社が提供している「基礎的ITリテラシーアセスメント」では、ITリテラシーの基礎力を診断できます。

    最短14日間でITリテラシーを可視化できるだけでなく、個人・組織別の詳細分析レポートを作成可能です。

    トレノケート:アセスメントサービス

    トレノケートとは、人材育成に特化したサービスを提供する企業です。

    同社が提供している「アセスメントサービス(DX・ITスキル)」では、目的に応じたアセスメントテストを用いて、社員の意識やスキルを可視化できます。

    人材戦略の策定から人材像の定義、研修後のモニタリングまでを一貫してサポートしています。

    お客様のご要望に応じて、アセスメントの内容をカスタマイズすることも可能です。

    ウチダ人材開発センタ:ITスキルアセスメント

    ウチダ人材開発センタは、研修サービス事業と人材サービスを展開している企業です。

    同社が提供している「ITスキルアセスメント」は、CompTIA IT Fundamentalsをベースにして作成されています。

    ハードウェアやソフトウェア、ネットワークなど、幅広い分野から50問が出題され、受験者のIT知識・スキルを診断することが可能です。

    所要時間は60分程度で、ウェブ上で受験できます。

    まとめ

    今回の記事では、ITアセスメントを実施しようと検討している企業に向けて、ITアセスメントの実施目的や実施までの流れ、おすすめのサービスを解説しました。

    ITアセスメントは、社員のスキルの可視化や育成対象者の選抜、学習の効果測定などを目的に実施されます。

    ITアセスメントを実施する目的を明確化することで、自社にあったサービスを選定しやすくなります。

    ディジタルグロースアカデミアは、DX化の取り組みを強化したい企業に向けて、さまざまなサービスを提供しています。

    社員のデジタル・ITスキルを測定できる「DX人材アセスメント」に加えて、研修やeラーニング、コンサルティング、DX伴走支援など、サポート内容は多岐に渡ります。

    年間100社以上にわたり、さまざまな業者を支援した実績もありますので、ご興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。

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